〔260〕マッドマックス 怒りのサハラ砂漠2泊3日ツアー

 

どうも、SAISHUです。

モロッコといえばサハラ砂漠が有名。「せっかくだから行ってみよう!」ということで、フナ広場近くの旅行代理店で2泊3日のサハラ砂漠ツアーを申し込みました。

 

MarrakeshからQuarzazate(ワルザザード)を経由してMerzouga(メルズーガ)です。

この旅行の醍醐味である『ラクダに乗ってサハラ砂漠をゆく』のはメルズーガあたりから。最終日はマラケシュに戻ってくるか、北にあるFes(フェズ)にタクシーで行くかを選べます。

 

Fes(フェズ)です。

僕は北へ進みスペインに行く予定だったので、Merzougaの後はタクシーでFesに行くことにしました。

(ツアー代金は700ディルハム、朝・夕食と2泊の宿代が含まれています。Fesまでのタクシー代、ガイド料、昼食や水は自腹です)

 

ツアーで3人の日本人と会う。

朝7時半にホステルに迎えの車が来ました。それに乗ってツアーバスの出発場所に着くと、同じツアーに参加する日本人が3人も!(男2人、女1人) 自己紹介しつつ、バンの後ろの4人席に座ることに。しかし天井に設置されているクーラーの風力が弱く涼しい風が後方まで全く来ない。汗でびっしょりになりながら、手持ちの水が減っていく。

 

少し走れば景色が変わる。

あまりに暑くて口数が少なくなり、やることは窓から景色を眺めるのみ。

 

途中で休憩。

車内よりも外の方が涼しい。夏のモロッコは40℃を超える猛暑だというのに……。僕のイライラゲージが溜まっていく。ツアーを申し込みときに「バスはエアコン付きで快適だよ」と聞いていたのだ。ハナシが違うじゃないかッ!

 

世界遺産の「アイト・ベン・ハッドゥ」に着。

映画「アラビアのロレンス」や「グラディエーター」のロケ地になったところです。

 

黙々と観光。

うだるような暑さ。ここでモロッコ人のガイドが登場し、人懐っこい笑顔で先導していく。彼がK-1ファイターのバダ・ハリに似ていたので「Are you バダ・ハリ!?」と冗談を言ったのが運の尽き。事あるごとにカタコトの日本語で「俺はバダ・ハリ」と絡んできて、イチイチ返答するのが面倒に(笑)

 

帽子とサングラスは必須かも。

僕はどっちも持っていませんでした。日焼け止めも塗ってないし、ジリジリと皮膚が焼けていく。

 

かわいい女の子をコッソリ撮影。

この後、彼女の男(?)が現れて「Don’t take a picture」と怒鳴られる。

どうやら売り物を写真に撮るならチップを寄こせということだった。

 

 


やっと、一日目の宿泊施設へ……。

全然書ききれていませんが、初日は朝からずーっと移動です。狭く息苦しいバンの後ろで肩を寄せ合いながら悪路を長時間行くのは体力的にも精神的にも疲弊します。事前の情報によると、宿は1人1部屋でエアコン付きと聞いていましたが、これも全くのウソっ!!

ツアーと提携しているところは98%クソ」を地で行く横柄な態度のオーナーがいる小汚いホテルで、案内されたのはエアコンなしの3人部屋。仲良くなった日本人と3人だったからいいけれど……。

(僕の部屋は大丈夫でしたが、他の部屋のベッドに南京虫がいたらしく、台湾人の女の子が一睡もできなかったと怒り狂ってました笑)


 

 

2日目がはじまる。

朝、バンに乗る前に思ったことは、「昨日と座席が変わってくれ」というコト。だからといって私たちは謙遜する日本人、昨日と異なる席を自ら選ぶことなんかできません。なのですぐに乗るのではなく、外で準備体操をするフリをして、外国人らの「あの日本人たち、後ろで暑くてかわいそうじゃないか? 今日はうちらが代わってあげよう」という一縷の望みに賭けていたのですが、彼らは決められたように同じ席に座りました笑

 

あぶりだしのギャラリーへ行かされる。

目の前でライターを出し、あぶりだしの実演販売が始まる。「あぶりだし、あぶりだし」と日本語で話しかけてくる。僕は台湾人のフリをした。

 

絨毯屋に行かされる。

狭い空間に押し込められ、ニンマリといやらしいほほ笑みの男性が絨毯を次から次へと持ってくる。

 

誰かが買うまで帰さないぞ、という雰囲気。

誰もが下を向いてダンマリを決め込んでいた。そんなとき、気の利くスペイン人のオバサマが絨毯を一つお買上げ!!

150ユーロと決して安くはない。ここで暮らす人々にとって150ユーロあれば1ヶ月間は暮らせるんじゃないか? 僕は場がホッとしたのを見逃さず、トイレに行きたいと言って部屋を脱出。男の高笑いはトイレまで聞こえ、「ジャパニーズも誰か買わないか?」と押し売りを続けていた。

 

ふたたびドライブ。

濃い緑の自然が褐色の街で際立っていた。コントラストが美しい。

 

谷底を歩いたり……、

 

やせ細ったロバと触れ合い……

(写真を撮ったら、ロバの飼い主のおばさんが駆け寄ってきてチップを請求してきた)

 

みんなでランチっ!!

メニューはタジン鍋、クスクス、ケバブの三択です。連れて行かれるレストランはちょっぴりお高めで、どれを選んでも1000円ほど。

 

味はオイシイ。

灼熱の車内に備えてキンキンに冷えた水を買う。1.5リットルで100円ほど。

(首筋を冷やしたり、脇の下に当てると涼めます)

 

サハラ砂漠まであと少し……。

地平線が見えるような大地が続きますが、不思議なことにネットは繋がりました。

 

ついにメルズーガへ。

大きな荷物は車に残し、必要最低限のアイテム(水、洗顔シート、着替え)だけリュックに詰めます。砂だらけの世界に突入するので靴からサンダルに履き替えました。

 

ラクダに会いに行く。

向こうには粒子の細かい「The 砂漠」の風景が広がっていてテンションMAXッ!

 

ラクダさん、こんにちはッ!

大きな眼を潤ませながら、お利口に座っている姿がキュート♪

 

白ラクダ発見ッ!!

周りと比べて身体が小さかったので勝手に女の子と断定し、呼び名は「白まつげ」となった。

 

大きいラクダには2人乗る。

白まつげの二回りほど大きいぞッ!

 

僕は1人用に乗りました。

乗ったのはいいんだけど、Myラクダは前の人間に興味津々。ほかのラクダが一直線に並ぶ中、僕だけ横にはみ出てた。

 

(↑↑動画です↑↑)

 

最後尾からのショットっ!

ゆったりゆったり砂漠の奥に進んでいきます。2泊目の宿はテントなのです。シャワーもトイレもありません。

 

落ちないようにハンドルを掴む。

砂漠はアップダウンが激しいので身体が前後ろに揺さぶられます。写真撮影に夢中になっているとスマホを落としそうになりました笑

 

VIVA砂漠ッ!!

 

こんなかんじで乗ってました。

テントまではラクダで90分ほど。30分くらいまではウキウキ気分で楽しかったけど、それからはお尻が痛くなりシンドかったです笑

(Myラクダは歩き方が不安定で、とにかく前の人間にちょっかいを出してました)

 

なんで泡吹いてんの!?

なんなのコイツ、他のラクダはおとなしく座っているのに。コイツは僕を乱暴に降ろしたあと、スッと立ち上がって泡をブクブク。

(コイツの名前は『泡まつげ』となりました)

 

いつまで立ってんだよッ!笑

明日も歩くんだよ! はよ休めッ!!

 

テントです。

到着してから夕食まで2時間あるので、砂漠でちょろっと遊んだあとはテント内でノンビリしていました。すると、小さな昆虫のようなものが蠢いている。ライトで照らしてみるとフンコロガシ!!

(くまなく探すとテント内に4匹もいて、必死の形相で外に出しました笑)

 

夕食(タジン鍋)のあとはキャンプファイヤー。

明るいスペイン人が「リンボーダンスをやろう!」と騒ぎ出す。テンション高っけぇなぁと思っていたら手にはウィスキー!

 

 


フンコロガシの恐怖に怯えながらテントで就寝……。

夕食の時に、マラケシュに戻るかフェズにタクシーで行くかを訊かれました。フェズに行くと言ったら「明日の朝にタクシーを手配するからひとり250ディルハムな」とぶっきらぼうな対応。事前の説明では「最終日は全員でメルズーガの北にあるリサニに行き、フェズに行く人はそこで6人乗りのタクシーを1台1200ディルハムで借りられるよ」と聞いていたのです。

ツアーを申し込むときに聞いた説明はデタラメで、リサニまで連れてってくれないなら自分たちでタクシーを捕まえることができない。つまり、タクシーを彼らにメルズーガまで呼んでもらう以外フェズには行けないのです。ホントは1200÷6の1人200ディルハムでいいはずなのに、手数料分として1人50ディルハムを余分に払わなくちゃいけない。僕はかなり頭にきていました。

(さらに僕らのテントは大丈夫でしたが、ほかのテントにはサソリが出現し、台湾人の女の子が足を噛まれて怒り狂ってました笑)


 

 

朝6時に出発。

ふたたびラクダに乗りメルズーガに戻ります。

 

泡まつげと記念撮影。

昨日とは別人のようにおとなしい泡まつげ。前の人間にうつつを抜かすこともなく、しっかりとした足取りで砂漠をスイスイと進んでいきました。

 

タクシーに乗る時に事件が……。

昨晩、何度も「6人乗りのタクシーだよね?」と確認していたのに、いきなり「7人で乗れ」と昨日の態度の悪いモロッコ人に言われたのだ。僕はキレた。ふざけんなよテメェ。1台1200ディルハムだろ。250×7で1750。呼ぶだけで550ディルハムもぼったくってんじゃねーぞ。てか、そんなスペースないだろ。ギューギューじゃねぇかよ。暑いんだよカス。1人200ディルハムにしろ、おいコラ!

そしたら彼はこう言った。

 

 

「お前はタクシーに乗らなくていい。ここに残れ」

あのときほど格闘技を習っておけばよかったと後悔したことはない。いや、格闘技をやっていたら確実に殴りかかってたから、小心者のままで結果的には良かったのかもしれないけど……。フェズに行くにはタクシーに乗るしかない。選択肢は1つしかないから高圧的な態度なのだ。

 

タクシーの運転手もクソ野郎。

メルズーガからフェズまではお昼休憩を入れて8時間ほどかかった。この間、クソ運転手はクーラーを付けることを頑なに拒否。さらには頻繁に車を止めて、何も言わずにタバコを吸い、ため息をついて帰ってくる。その腹立たしい態度を見て、僕はMAZDAのキャッチコピーを思い出した。

 

Be a driver

 

マジで彼がタバコを吸っている隙に運転席に移動してアクセルを踏んでやろうかと思った。

フェズに着いたあとは「Good bye」も「Thank you」もなく、誰かと電話をしながら「荷物を取れ」とばかりに手をひらひらさせた彼への怒りは、あと20年ほど消えそうにない。

 

 

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