〔162〕過去最悪の空の旅、ISRAIRで「トビリシからテルアビブへ」

 

どうも、SAISHUです。

 

出ましたッ! 久しぶりの「過去最悪シリーズ」!!

前回はバラナシからポカラまでの「鉄道とバスの移動」でしたが、今回は飛行機でジョージアのトビリシからイスラエルのテルアビブに移動しました。

果たして何があったのでしょうか……。

 

ローカルバスで空港へGO!!

市内から37番のバスに乗れば、トビリシの空港に行けます。エアポートバスではないので格安。

(0.5リラ。25円)

 

深夜2時発の便だったのですが、同じ宿に泊まっていたマレーシア人も深夜1時30分の便だったので一緒に空港に向かいました。

バスの中で「次はイスラエルに行くよ」と言ったら、彼がパスポートを見せてくれたのですが……、

 

このパスポートは全ての国で有効だよ! ただしイスラエル以外のね!

と書かれているではありませんか!笑

マレーシアは人口の60%以上がイスラム教徒。イスラエルはイスラム教徒と仲が悪いので入国できないのです。

 

順調に空港に着。

はい。ココまでは順調でした。

ココまでは……。

 

3時間前にチェックインっ!!

トビリシにもプラオリティパスが使えるラウンジはありますからね!!

こちとらジョージアのお金は使い果たして腹ペコペコでやってきてるんだッ!!

 

と、並んでいると強面の女性がやって来て、「コッチに来てください」との指示。金魚のフンみたいに無抵抗で付いていきます。

パスポートをチラ見した後、女性が口を開く。

ISRAIRの者です。これからいくつかセキュリティのため質問させていただきます

「Yes」と細い声で答えた瞬間、早口で質問を浴びせられます。

  • 過去に近隣のイスラムの国に行ったことはある?
  • 過去にマレーシアやインドネシアに行ったことはある?
  • イスラエルのどこに行く?
  • イスラエルで何をする?
  • イスラエルには何日滞在する?
  • あなたがイスラエルに行くのを知っているのは誰?
  • 知っているひとはどこにいる?
  • 日本での仕事内容は?
  • いつイスラエルに行くと決めた?
  • なんで行こうと思った?
  • 空港まではどうやってきたの?
  • 荷物は自分でパッキングした?
  • パッキングしたあと誰かに触られてない?

 

英語でなんとか答えていると、ココで新たな男性が登場。

ISRAIRの者です。これからいくつかセキュリティのため質問させていただきます

「お前もかいッ!」とは言わずに「Yes」と返事します。

  • イスラエルでは何するの?
  • イスラエルに何日滞在?
  • イスラエルのあとはどこに行く?
  • あなたがイスラエルに行くのを知っている人は?
  • その人はどこにいる?
  • なんでイスラエルに行く?
  • 荷物に危険物は入ってない?
  • ジョージアはなんで来たの?
  • アルメニアはなんで行ったの?

 

はい。同じ質問が混ざっています

男性の横でさきほどの女性が僕の答弁を聞いているのです。

(おそらく、僕がちゃんと同じことを言ってるかチェックしてる)

 

ようやく質問攻めが終わり胸をなでおろしていると、「荷物のチェックをします」と言われてチェックインカウンター横のブースに移動。

お金と貴重品(スマホ)は手に取り、受託手荷物(ミレーのバックパック)と持込手荷物(macpacのリュック)を預けます。

イスに座って待てと言われ、スマホをいじくり時間を潰す……。周りをみると僕と同じように荷物チェックを待つヒトも。

ただ、彼らの荷物はガンガン検査が終わっていく。僕の荷物は音沙汰なし。

(イスに座っているところから検査している様子は見えません)

 

 

1時間経過。

 

ラウンジでゆったり過ごす時間がなくなっちゃうなァと腕時計を見つめていると、係の人が僕の名を呼ぶ。

やっと終わったか! と安堵の気持ちで向かうと……。

 

荷物の鍵を開けてください

 

あ、そういえば、ミレーのバックパックはモンベルの南京錠をしたまんまだった。

って、まだ全然検査してないやんけッ!!

 

 

2時間経過。

 

ラウンジでゆったりプランは諦め、スマホで調べることもなくなり、目を瞑って時の流れを待つことに。

一緒に来たマレーシア人は僕のチェックインを待ってくれていたが、あまりにも遅いので彼の搭乗時間になってしまった。

「ゴメン、先に行くね」とFacebookメッセンジャーでメッセージを確認したのは30分前の事だ。

 

腹も減った。喉も乾いた。

いつ終わるんだ荷物の検査は。

 

 

Come

 

その言葉を待っていたぞッ!!

威勢よくイスから飛び跳ねてブースに行くと体格の良い男性が2人。

Money here

財布とセキュリティベルトからお金を取り出す。現金以外の全て(財布、セキュリティベルト、スマートフォンなど)は精密検査へ運ばれる。

その後、全身をくまなく金属チェック。さらに男の素手による全身チェックも終わると、久しぶりにバックパックとご対面。

持込手荷物のmacpacのリュックを開けると中がしっちゃかめっちゃか。整理しながら入れ直す。そこで気づく。イヤホンがないぞ?

「excuse me. No earphones」

If you don’t find something, it’s all in Backpack. Don’t worry

Macpacの中にないものは、全てミレーのバックパックに入っているらしい。OKと返事し、イヤホンを取り出そうとミレーのバッグに触ると、

No !! You can’t take anything from Backpack

 

なぬ。イヤホンを取り出せないのか……。

まぁ全部中に入ってるならいいか。

 

And, this is not permitted for security

指差されたモノは、cheeroのモバイルバッテリーiBUFFALO  セキュリティワイヤーケーブル

安全のため持っていけないというッ!! 馬鹿な! ワイヤーケーブルはよしとしても、モバイルバッテリーは必要だぞ!!

〔25〕僕が世界一周で持っていく物。

 

 

No !! I need a mobile battery!! please !

Can’t.

 

さよならCheeroちゃん。

荷物をまとめていると、「Hurry up. it’s bording time」と急かされる。

免税店をちょろっと見たかったのに、そんな余裕もなさそうだ。

荷物を持ち上げ係の人についていく。トイレに行きたいと言ったら彼も来る。搭乗寸前までセキュリティが僕の横をピッタリマーク。

 

そんな危険人物にみえるかね??

(昔、日本赤軍によるテルアビブ空港乱射事件ってのはあったケドも)

 

ようやく搭乗。

ISRAIRは飛行機を持っていないので他社からレンタルしているらしい。

なんでそんなこと知ってるかって? 席に座るまでセキュリティの人が横にいたから訊いたんだッ!!

(航空券は11,730円)

 

ガラガラの機内。

ココでセキュリティの人とようやくお別れ。彼はジョージア人で、僕が柔道金メダリストとの写真を見せたら驚いていた。

 

度重なるハードなセキュリティチェックでぐったり。

おかげでグッスリ眠り、3時間のフライトはあっという間でした。

(腹ペコで喉はカラカラだったけど)

 

イスラエルに着ッ!!

時刻はまだ午前5時。

イスに座り、ミレーのバックパックの中を確認。

 

イヤホン発見、充電器発見、整腸剤発見。

確認しつつ整理していると、あることが判明……。

 

モンベルの南京錠が1つない!

 

かわいくてお気に入りだったのに……。

Hurry upと急かされて、ミレーのバックパックは触ることもできなかったから鍵をかけられなかったんだ……。

1つあるだけでもヨシとするしかないのか。

 

疲れが抜けず、ふらふらと空港内を彷徨う。

両替のレートが良くないのでクレジットカードでキャッシングをし、500mlのスプライトを購入。(10シェケル。310円)

SIMカードの値段も見てみる。

 

高えッ!!

一番安いのが1GBで35ドル(4000円)

一気に物価が高くなりやがったッ!!

 

 

おわりです。

大変な思いで入国したイスラエル。

この時点では、Galaxy S7が壊れることも、トランプ大統領が来て全ての施設がシャットダウンすることも、死海のパブリックビーチに入れずに高級スパに行くことも、全く知らないのでした。

 

 

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